知る人ぞ知る?長崎公園名物の坂道。
なんと園路の真ん中に樹木が生えています。
正しくは、この園路が作られる際、樹木を守る為、取り囲むように園路が作られたのです。
そのようないきさつがあり、樹齢600年とも言われている大木が、現在も園路の真ん中に立派にそびえているわけですね。
園路の真ん中にある樹木は、全部で7本。
実は園路といっても、近隣住人の皆さんの生活道路でもあるので、車も通行します。
真ん中にそびえる樹木を避けながらの運転は、他ではなかなかできない体験です。
そんな『園路の真ん中にある大木』の1本が、寿命を迎えて枯損が進み、倒れるおそれがあった為、この度、伐採されました。
坂道の下から上ってきて、1番目にある『道の真ん中樹木』でした。
長崎らしい、曲がりくねった坂道をのぼりながら、真ん中に大木がお出迎え。
1番目にあったこのムクノキは、この道を初めて通る多くの人を驚かせてきたことでしょう。
長い間ありがとう、お疲れ様でした。
ちなみに、地上100cm程度の幹の部分は残っています。避けながら通行しないといけないのは今も変わりありません。
今後もこの坂道を通る時は「樹木に注意して」通行をお願いいたします。