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オシドリのちょっといい話

 

楽しかった夏休みも今日で終わりのみなさん、

もちろん宿題はもう終わっていますよね?

 

今日はみなさんのお役に立つような、オシドリのお話をしますよ~。

 

 

どうぶつひろばで暮らしている「本物の鳥の」オシドリ夫婦。

メスの羽根は全身茶色っぽく、オスの羽根は全身鮮やかな模様が特徴的なのですが…

 

 

こちらが、どうぶつひろばに来たばかりの頃の写真。

一緒に歩く姿。

 

 

一緒に泳ぐ姿。

 

 

 

そして、現在のオシドリ夫婦の姿が、こちら。

 

あれ?どっちがオスでどっちがメス?

オスの羽根は全身鮮やかな模様はどこにいったの??

 

…と心配してしまう所ですが…

安心してください、これはオシドリの換羽期なんです。

 

 

オシドリは年2回換羽期を迎え、羽根が生え変わります。

オスは目の周りの目立つ白い部分から徐々に羽根が抜けはじめ、頭部の羽根、全身の羽根…と次々に抜け落ちていきます。

 

羽根が抜けると、オスもメスにそっくりの全身茶色の羽根に。

スッポリ被り物をしていたのを脱いだようにも見えます。

 

こうなると、オシドリ夫婦は、見た目も似たもの夫婦。

そんな時期を経て、オスはまた全身元のような鮮やかな模様の羽根が生えてくるのです。

 

 こんな感じで。

 

 

 見事イケメンへと戻ったオスは自慢のおしゃれな羽根を見せつけながらメスに求愛、

メスはオスへ惚れ直し、夫婦の愛はさらに深まるのでした…!

おしまい。

 

…となれば美しいお話で終わるのですが、

実は野生のオシドリは毎年パートナーを代えているそうです。

年が変わるごとに違うお相手と結ばれているのですね。

オシドリは人間の夫婦円満の象徴としても例えられますので、毎年パートナーを代えているというのは驚きです…

しかし!その年結ばれた夫婦は本当に仲睦まじいラブラブな姿を見せてくれるのですよ♡

 

 

ちなみに長崎公園どうぶつひろばのオシドリは雌雄1羽ずつしかいないので、

残念ながら(?)パートナーを代えることはないでしょう。

 

 

どうぶつひろばへご来園の際には、オシドリ夫婦の羽根の生え変わりの変化もお楽しみに!